Friday, July 30, 2010

ハードとソフトの開発案件にUSBキーボードはいかが?(1)

PIC18F2550でUSB HIDキーボードを作ったことがあります。技術習得のために作ってみただけで何に使うかはあまり意識してませんでした。いま、PSoCでUSB HIDキーボードを作ってます。

FlashやProcessingなどの画面のGUIと、それを操作するデバイスを作る案件で、今回USB HID キーボードにしてみました。従来なら、シリアル通信するデバイスを作って、FlashやProcessingとやり取りさせるのですが、Flashでシリアル通信をするのは面倒だったり、シリアル通信のプロトコル仕様を決定してからFlashやProcessingで作っていくような作業になります。

こうなると、完全に分業することはできいし、開発にも時間がかかってしまいます。FlashやProcessingも通信させる処理を行うので管理が面倒ですし、マシンに負荷をかけることもあります。

そこでUSBキーボードにしたわけですが、FlashやProcessingではキーボードでシミュレーションやデバックができ、デバイスではどのキーを押すのか・どう押すのか(押したままにするのか、いったんキーを離して押すことにするのかなど)なども、デバイス側でどうにでもできます。入力のみの場合に限られますが、ひとつのいい方法だと思います。

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