Wednesday, May 19, 2010

PSoCでタッチセンサを「SmartSense」に移行するとき

こんにちは、マスラックスの久世です。PSoCの従来のタッチセンシング技術から「SmartSense」に変更するとき、PSoCのチップ自体も変更になりますが、周辺回路も少し変更になります。そのドキュメントがありましたのでメモしておきます。

CapSense® Migration to CY8C20xx6A from CY8C21x34 and CY8C20x34
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「SmartSense」ってのがあるのはわかったんだけど、じゃ具体的にどうするんだよーって思ってたら、ちゃんとありました。回路が少し変更になります。

抵抗とコンデンサが必要だったのが、コンデンサのみになりました。コンデンサは「2nF」となっています。単位換算すると、「0.002uF」または「2000pF」。

PSoCのタッチセンシング「SmartSense」

こんにちは、マスラックスの久世です。PSoCでタッチセンシングするのにいくつか方法がありますが、「 SmartSense 」という便利なセンシング技術があります。これは、タッチの感度を自動的に調整してくれるもので、わかりやすいムービーがあります。


僕が便利だと思ったところの解説はつづきから。

MIDI-INのフォトカプラ

こんにちは、マスラックスの久世です。MIDI−INデバイスをつくったときのフォトカプラのお話です。

マイコンでMIDI信号を受け取る(MIDI-IN)には、フォトカプラを使います。こうすることでつなぐ機器を絶縁することができて、不慮の電気ノイズ、具体的には自作のデバイスでミスして電気が逆流してたり、どこかがショートしたことで全部が壊れてしまったりすることを、できるだけ防ぐことができます。

このフォトカプラは、何でもいいというわけではなく、高速にオンオフしても波形のレスポンスがいいことがポイントです。マスラックスでいつも使用するフォトカプラは「TLP513」です。他にもいくつか使えるものはありますが、入手しやすいのでこれにしています。

比較的安価で一般的なフォトカプラ「TLP521-1」との違いはつづきから。

Monday, May 17, 2010

タッチセンシング

こんにちは、マスラックスの久世です。

僕はこれまで、PICを中心に扱ってきました。「マイコンってどれも同じでしょ(MacかWindowsかみたいな)」って思ってたのですが、最近タッチセンサをリサーチしていて、PICにもタッチセンサソリューションはありますが、他のAVRやPSoCのタッチセンサソリューションのほうが便利そうな気がしたので、少しPICを離れてまずはAVRをやってみました。

AVRの次にPSoCもやってみました。最終的にPSoCを使うことにしたのですが、詳細はつづきから。

ごあいさつ

ここではマスラックスが関わらせていただいたお仕事や、それにまつわるメモを紹介していきます。マスラックスのお仕事は「デザイナーやアーティスト、それを目指す学生のためのエンジニア」です。と言っても全然わからないと思います。。少し変わった案件のお仕事をさせていただいているので、ひとことでは言えない仕事内容を具体的に解説しながら、みなさまへ伝わりやすくしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。