僕が便利だと思ったところの解説はつづきから。
なにが便利なのかというと、6:00あたりから始まる説明を見てみるとよくわかりました。6:50あたりで、コンデンサ容量の異なるタッチセンサ基板に変えます。少しコンデンサ容量が高いものです。
これは何を表してるのかというと、タッチセンサを覆うカバープレートの厚みを厚く変更した場合だったり、カバープレートを誘電率の異なる素材に変更した場合のことです。
こんな感じで、従来のタッチセンシング技術では反応しなくなりました。
でも、この技術は個人的にとても欲しかったものです。以前、タッチセンサの開発のお仕事で、開発中は仮の筐体に取り付けてセンサー部分を開発し、納品時に本番用の筐体に取り付けるというお仕事がありました。本番の筐体は別途デザイナーさんが制作を進めていたところだったので、仮の筐体しか入手できませんでした。いざ本番の筐体に取り付けて納品完了!と思ったら、感度が変わってしまい不安定に。現場で短時間でプログラムし直して納品しました(このときはPSoCでなくPICでした)。こういうケースは少なくないのに、どうしたらいいのかと思っていたところでした。
ちなみに、PSoCの「CY8C20xx6A」シリーズが対応していて、ユーザーコードモジュールは「SmartSense」という名前ではなくて「CSDAUTO」です。僕はけっこう探してしまったのでメモしておきます。
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